同等物件等を参照して市場価格を算出
日本の木造戸建建築の耐用年数は、税法上は20年ないし22年であり、残存年数の平均は約30年というのが国土交通省の調査でわかっています。
こうした現状から、すでに30年以上経過した家を売ろうとしても、住宅の評価額はゼロか、仮についても百万に届かなかったりと少額で見積りされるのが普通です。
もし売ることになっても、おそらく土地の価格のみになるだろうと思っていれば間違いないです。
残念ながら、不動産一括査定サイトを利用したために悪質な営業を受ける被害は時々あります。
そのため、匿名で物件の査定をしてもらいたいと考えている人が増えたため、個人情報がいらずに一括査定が可能なサイトがよく使われているようです。
利用者が増えているワケは、個人情報を入力したせいで査定後に営業を受けたり、電話を繰り返されるといったリスクを回避できますし、信頼できない会社に個人情報が伝わることがないなどの良さがあります。
とはいえ、メリットばかりではなく、匿名での査定は簡易査定のみというデメリットもあります。
そのため、査定結果をそのまま信じ込むのは危険です。
注文住宅を建てたり新築を購入する際は、天然の素材や美しい無垢材を使った家の良さを知ることが大切です。
シックハウス症候群の原因となる有機溶剤などの影響がなく、本物ならではの風格のある家は、どのような年代からも支持されている強みがあります。
家を売る際に、それらの美しい建材が状態良く保たれていたら、似たような立地条件の家より格段に高値で売れます。
本物の価値というのはそんなに簡単には下がらないものです。
さまざまな都合があって不動産の売却を急いでいる時は、次の2つの方法が一般的です。
直接買取を実施している不動産業者に販売期間ゼロで買い取りを依頼するという方法。
もう一つは人目に止まるよう売り出し価格を下げてスピード売買を狙うやり方です。
しかし、どのやり方を選んでも、売却額は平均をかなり下回るのを承知でなければおすすめできません。
個人でもインターネットを使えば簡単に不動産価格の目安を知ることができるのをご存知でしょうか。
地価公示価格がわかる「土地総合情報システム」は国土交通省のサイトですが、現実に売買された土地建物の面積、道路幅員、地目、取引価格等のデータベースを自由に見ることができるのです。
土地総合情報システムで扱うのは過去データですが、最新情報は不動産物件を集めた情報サイトを見れば一目瞭然ですし、同等物件等を参照すれば市場価格を算出できます。
http://xn--tcktc3d133n8yzd.xyz/